遮熱塗料は本当に効果があるのか

住宅の屋根や壁に遮熱塗料を塗装すると、中の体感温度が塗る前に比べて3~15℃くらい下がると言われているためエアコンなど光熱費が節約になって夏にはとても効果的であるとされている塗料です。が、しかしメーカーのホームページや業者に話しを聞くとメリットしか言わないパターンが多いです。
塗装を依頼する側からしたらデメリットをその場で聞きわすれることも多いでしょうが、物事にはメリット・デメリットが必ず存在しているのでそこは確実におさえておくことが重要となってきます。

遮熱塗料のメリットは当然体感温度を下げてくれることなのですが、メーカーや業者のいう温度は極端な例であり一番低い方が基本的な体感温度と考えてよいです。例えば3~15℃違うのだとしたら3℃変わると考えておいた方がよいでしょう。3℃程でも十分涼しくなったと感じる事が出来る範囲ですので、それでも効果は絶大です。
逆に10℃以上変わってしまうと寒くなってしまったり外との温度差が大きくなってしまうため体調を崩してしまったりするため、寧ろ3℃程が理想的といえるでしょう。

しかし、温度が下がると冬寒くなるのでは?という疑問が生まれることかと思いますが、そこはご安心下さい。遮熱塗料は部屋の中の温度を逃がしにくい性質も兼ね備えているため、家の中の暖房温度をそのまま残してくれるため、冬は寧ろ暖かさが持続してくれます。
それでは遮熱塗料に関しての悪い点はなんなのか?それは、価格面です。最近主流になり始めた遮熱塗料はどこのメーカーもおすすめする商品となっています。それでも需要があるため、価格が上がっています。