ゴム印は使い込むと愛着がわいてくる

わたしは個人事業をしているので、ハンコは結構な数あることになります。

開業時に、大手の印鑑メーカー、販売店でゴム印を製作しました。
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1999年に開業したころはまだ、パソコンにたいして、強い苦手意識を持っていて、経理や会計のソフトを使いこなせる自信がなかったのと、もともとゴム印独特の味わいが好きだったので、科目印や住所、屋号印などから必要に応じて作りました。
ゴム印を作るとき、文字の大きさは、11~12ポイント程度のモノで、高さ7mmほど。
材料は木のごくごくふつうのもので、値段はおおよそ450円前後です。

サイズ決めは、現金出納帳の1行に収まるのを目安につくっています。
納期は急ぎをお願いしてみる必要はありますが空いていれば、1日でできます。
ですが、基本的には「中2日程度、みてください」というアナウンスをされます。

代金は基本的には先払いですが、取引が多くなり常連さんとして顔が知れてくると、「後でもいいですよ」といってくれて、融通が利くのがとてもいいです。
大手のメーカーはどの分野でもそうですが、こういった人間同士の情を排除して、システムの通常稼働に(過度に)執着する傾向があって、嫌な面もありますが、柔軟に対応してくれるので助かってます。
ゴム印は、パソコンでの入力に比べて、押す手間、乾かす時間と手間、Yシャツの袖が、乾いていないインクに触れてしまい、悔しい思いをしながら洗濯機にかける手間などなど・・欠点も多々ありますが、それでもPCにはない「愛着」があって、なんだか手放せないのが「うれしい悩み」ですね。

これからもゴム印は使い続けます。