進化しつづける複合機

社会人となりもう数十年が経過していますが、その間にパソコンの進化もさることながらそれを凌ぐ程に進化したのがコピー機だと思う。以前は今私が書いたように「コピー機」だった。
単に白黒でガラスの上、またはトレイに乗せた用紙の文字をコピーするだけだった。
だから名称もコピー機だった。

しかし、いつの間に時代が変わりました。コピー機はいつの間にかコピー機と言う名称から「複合機」と言う名称へと変わりました。
複合機は名前の通り、多くの機能を1台の機械に詰め込んだものです。
代表的な機能として、コピー機能、プリンタ機能、FAX機能、スキャナー機能、この4つの機能が複合機として標準機能なのである。

コピー機能は用紙書かれた文字を単にコピー機能は当たり前の事で、コピー機能プラスαの機能が備わっています。
例えば1枚の用紙をコピーするのは簡単ですが、コピーした用紙をページで分けたり、部数で分けたりして排紙することができるソート機能など当たり前に備わっている。
これまでのコピー機はどんなに綺麗な色使いの用紙もコピー機にかかると単なるモノクロ排出されていたが、複合機にかかれば、遜色ない綺麗な色使いで排出され、どちらが原紙なのかさえ見分けが付かないほど綺麗な仕上がりをみせる。

プリンタはこれまでパソコンの相方としてオフィス置かれていたが、それも複合機の機能の1つとしてプリンタ機能を取り入れた。そして今やスマートフォンからもプリントアウトが可能な機種も登場している。

FAX機能は、これまで複合機の前まで行き、紙をセットし、配信先を選ぶ。と言う一連の作業をなくしつつある。
今やFAXは自分のデスク前に置かれたパソコンからも送れる機能も備え始めている。

スキャナー機能はこれまで紙に書かれていた文字をコピーが出来ていたからコピー機だったのだか、その紙をも消し去ろうとするのがスキャナー機能です。
手元の紙をスキャンし電子化する事で、自分のデスクに座ったままパソコンの画面上にスキャンされた文字を表示出来るようにとPDF化する事で紙に覆われ山積みになったデスク周りを電子化する事でスッキリとさせ、紙と言う名前はファイルと言う名前に代わりパソコン内のハードディスクに収まる事が出来るようになった。

複合機は、サポート面でも大きく飛躍したオフィス機器のひとつです。5年ほど前までは複合機メーカーが会社に顔を出し、カウンター数を見に来たり、その際には簡単なクリーニング作業を行って、その際は新たな営業を担当者としていたものでしたが、今は複合機から回線が付いており、インターネットで複合機を見張ってモニタリングし管理している場合もあります。(その際は、オフィスにインターネットの環境が必要です)複合機の登場で多くの専用機器が消え去ろうとしていますが、複合機の機能内でもその姿が消えかかっている機能もあります。
それがFAX機能です。FAXは手元の文字は大変綺麗ですが、回線を通して相手に送られると文字が潰れてしまって、大変読みづらくなってしまいます。
読みづらい文字を回避する為に、多くの人が最近はFAXを使わず、電子メールを使い添付ファイルとしてファイルを送れば、綺麗なまま相手に素早く届くようになりました。
そう考えると複合機からFAX機能が切れるのは、そう長くはないかも知れません。

普段会社に当たり前として置いてある複合機は、多くの機能を取り入れていますが、これからも進化する機能が加わるかもしれません。
しかし、それらの機能と言うのは、悲いかな使い手が新機能をこなせないままで終わってしまう事も結構多くあるので、出来れば必要と思われる機能プラスαで開発して欲しい所です。
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