きみはマンハッタナーズの猫づくし製品を知っているか

これまでに知らなかった世界が突如として目の前に現れると、驚いてしまったり感動したりすることができますが、久下貴史氏のマンハッタナーズを見た時もそうでした。
猫ばっかりの作品というのは時々見かけますが、マンハッタナーズはまさにどこを見ても猫、猫、猫ばっかりのイラストやグッズが並んでいます。
最初はイラストだけなのかと思ってみていたのですが、調べていくとバッグ、クロス、ぬいぐるみ、ランドセルなどあらゆるグッズが、久下氏の描いた猫で占拠されているのです。
完全に猫だけということではなく、風景の中に溶け込んでいる猫が随所にえがかれているのが特徴です。
しっかりとした絵ではなく、かなり適当に書いちゃった感じのある絵なのですが、それが逆に特徴的で愛らしい感じを演出しています。
マンハッタンというのはアメリカのニューヨークの大都会がある島の名前ですが、その名の通りにニューヨークの風景が登場してくるのも特徴です。
ニューヨークといえば巨大な超高層ビル群で、そんな市街地の中に猫がいる風景が数多く描かれています。
ニューヨークのシンボルはエンパイアステートビルです。
このビルは1931年に完成した、高さ443メートルの超高層ビルで、1933年完成の映画「キングコング」で巨大な怪物キングコングが頂上に登ったことで知られています。
久下貴史氏の描く巨大な猫は、たびたびキング猫ングとなってエンパイアステートビルに登っている姿を描かれています。
そんな巨大猫がいる場面はイラストだけでなく、ネックレスのペンダントにもなっています。
猫が好きな人にとってはなかなか注目のアイテムが多くなっています。
マンハッタナーズの製品としては、食器類にも注目です。
お皿やカップなどに猫が描かれているものをコレクトしてみても楽しいでしょう。
中でもスプーンとフォークのカトラリーセットは、猫のイラストが入っているものなので、ティータイムを楽しくするアイテムになりそうです。