「夢ってある?」の答え

先日、近所の中学生に「夢ってある?」と聞かれました。
夢!大人になると夢がなくなると言いますが、突然言われると答えられないということは私は知らぬ間に大人になってしまっていたようです。
子どものいうところの夢とは、多くの場合職業を指します。
でも私はもうその段階は通り過ぎたので、何かやりたいことや目標を聞かれたのでしょう。
中学生ともなれば分別が付いてきており、小さかった頃は1週間くらいで夢がころころ変わっていたのに、今になって現実を見たら何になりたいかなんてなくなっちゃったと言っていました。
将来のことも結構考えていて、大学に行くより専門学校の方が意味があるかなとか、なりたいものがないのならそうでもないかなとかいう発言が飛び出したので、随分しっかりしているなぁと感心しました。
私なんてたぶんまだ無意識で生きてましたよ。
女の子なら、ケーキ屋さんとお花やんさんは誰もが通る道ですが、実際にその夢を貫いた人というのは少数です。
夢を聞かれたその時はないなぁと返しましたが、改めて考えてみるとやりたいことならあると思いました。
ちっぽけな夢ですが、海外に行くことです。
人にとっては簡単なことかもしれませんが、私にとっては大事です。
夢がかなってしまってからは燃え尽き症候群になりましたが、またゆっくりと見えてくるものはあるようです。
夢を持つこと、それ自体が大変だというような歌詞が何かの曲でありましたが、こういうことなんだろうなと考えました。
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