医療は本質を理解すべき

ちょっと見かけただけの情報ですが、日本で初めて心臓の移植手術が成功したのは1968年のことだそうですね。
ただこれを見ただけなのですが、少し胸が痛みました。
私は特に重大な疾患を持っているわけではありません。
若いころから胃腸が弱くて、薬を飲んでも効かなくて、心はこうしたいと言っているのに身体が勝手に拒否してできないことがたくさんありました。
移植手術で何故胸が痛んだかというと、今の医療って最先端を探しすぎて、肩こりだとか腰痛、偏頭痛など、多くの人が抱えている病気の画期的対処法がまだ見つかっていないことについて悲しいなと思ったからです。
ある年、私の身内が病気になりました。
そこで医者は言ったそうです。
死に至らない痛みは放っておいても大丈夫だと。
それで私は、命に別条がなかったらそれでいいのかと強い憤りを覚えました。
だって、死にたいと思うような痛みに耐えて今まで生きてきて、結局原因がわからないとどの医者も「ストレス」という言葉で片づけるんです。
入院もしていないから誰にも心配されない、でも死ぬほど辛い。
と、いうことがあったので、医療はこれから最新を行くのではなく、戻ってほしいと思います。
人の命だけじゃない、病気を治すという本質を忘れないでと思います。
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