狭い道路にまつわる話

そういえば車がまったく入れないような、路地の入り組んだ住宅密集地を通ったことがあります。
あんな狭い道だと、車は使用できないわけなので、バイクや自転車の利用が優先されるのでしょう。
日本の市街地の再開発はあちこちで進んでいますが、再開発の良さというのはまとめて街を更新できるということ、道路を広く作れるということ、人を新たに呼びこむことができるなどあると思います。
とくに道路の拡幅による安全性向上の効果は大きくなっているようです。
近年は広い道路が増えてきているとしても、市道などはまだまだ狭い道が多いですね。
車がギリギリ通れるような道は、とくに古い市街地だったり田舎道にはよくあります。
だから普通のセダンタイプの自動車より、軽自動車の人気があるのは、そうした道路事情も影響していたりするのです。
小さな車のほうが小回りが利くわけですし、狭い道もスイスイと通過できるのですから。
狭い道で怖いのは人とすれ違ったり、自転車とすれ違うときでしょう。
特に老人が、ふらふらと危なっかしい自転車の運転をしている時があるではないですか。

接触事故を起こしてしまったらという考えがよぎります。
そんな場合でも軽自動車のほうが、まだすれ違うには余裕を持って行けることもあります。
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