橋梁点検車

建設業界で働いています。これまでは大手の会社で設計の仕事をしていました。
就職した時には建築士として頑張るんだ!と疑いも無しに働いていました。
でもその実いろんなしがらみがあり、設計というより現場の人たちとの交渉事に追われる日々が続いていました。
建設に携わっているうちに築いたのは、僕はどちらかというと現場で建物をいかに良いものを建てられるかという視点で見ていることに気づきました。
小さなビルの建設で僕が設計者として、ある現場監督の人と出会い、その人の作業員の人たちからの慕われ方を見て、こんな現場の人たちの仕事に支えられているんだと痛感しました。

現場監督の人は、建設機械をいかにうまく使って、いかに作業員の人たちと良い建築が出来るかを第一に考えています。
建築物を現場全員の人たちが全ての思いを注いでいるのを感じていました。
そして僕は一大決心をしました。
その現場監督の人に会い、ここで働かせてほしいとお願いしに行きました。
これまでの建設会社と現場という関係は完全に忘れるんならここに来いと言われました。
そんなに甘くないぞという意味で言われたんだという事も良くわかりました。
そして建設会社を退職して、この会社にお世話になることになりました。
まずは建設機械を扱う仕事を学ぶところから始めています。
橋梁点検車なども扱ってます
そして現場監督の仕事も並行して学ばせてもらっています。
現場監督の人にはいろいろ厳しい指導を受けています。
でもそれだけ期待をかけられているんだということもひしひしと感じています。
今はそれがやりがいにつながって仕事が充実しています。
これから自分がようやく見つけられた道に向かって歩んでいきたいと思います。