行政書士の資格を独学で取得したときのこと

私は一時期、資格取得にはまっていたことがあり、色々な資格に手を出していました。
今まで取ったことがある資格は、TOEIC(これは不合格がなくてスコア制ですが)、日商簿記2級、行政書士です。
前職で金融機関に勤めていた時は、会社でも金融関連の資格をいくつか取らされました。
ひとつひとつはそこまで難しい資格ではないのですが(司法試験・公認会計士などの難関資格と比較した場合)、合格すると達成感があります。
それがヤミツキになっていたのかもしれませんね。(笑)

今は資格熱がひと段落して、仕事の実務経験を積むことを頑張っています。
日商簿記や行政書士は、通信講座の宣伝にもよく掲載されていますよね。
御覧になった方は多いのではないでしょうか。

だいたい、難易度と取得期間の目安が書いてあります。
そこには大抵の場合、行政書士が取得期間6ヶ月~1年もかかる難関資格として掲載されています。
私はその点についてはかなり懐疑的です。(笑)
私の経験から言わせていただければ、これらの資格は独学でも十分合格可能ですよ。

資格学校や通信講座の目安は、少しオーバーに書かれているようです。
個人差はもちろん多少あると思いますが、実際には、ちゃんと勉強すれば確実に短期間で取れる資格だと思います。
用語などに慣れるまで若干時間がかかり根気が要りますが、コツコツ勉強すれば徐々に慣れていきます。

日商簿記はともかく、行政書士というと法律資格なのでちょっと難しいのではないか?
と思われている方も多いようです。

ちゃんとした専門学校のテキストを使用すれば、そんなに心配することはありません。
私のおすすめは、「LEC」または「伊藤塾」の参考書と問題集と過去問です。
これプラス、ポケット六法さえあれば大丈夫。

ポケット六法というのは、弁護士が使うような本格的な六法全書は大きすぎる上に高いので、その中から重要だったりよく使われる法律だけをピックアップして
コンパクトにまとめたものです。

資格試験のコツは、不安になってあれこれ本を買わずに、手元にある参考書・問題集だけを徹底的につぶすことです。
行政書士の受験を検討されている方は、ぜひ頑張ってくださいね。
行政書士さんのお仕事は、会社設立や遺産相続、遺言手続き、成年後見、多重債務の債務整理など多岐にわたります。

私の知人も相続の遺言手続きを奈良の行政書士に依頼して、第三者にお願いする事によって、予想以上にスムーズに手続きできたと言ってましたね。